日本社会病理学会 第22回大会プログラム



開催校 京都府立大学
会期 2006年 9月30日(土)〜10月1日(日)
会場 京都府立大学(合同講義棟 2階・3階)
理事会 9月30日(土) 11:00〜12:00
総会 9月30日(土) 17:20〜18:00
懇親会 9月30日(土) 18:15〜20:00
参加費 一般 2,000円  大学院生 1,000円
懇親会費 一般 4,000円  大学院生 3,000円

第1日 9月30日(土)



開会式 13:20〜13:30
大橋薫先生 特別講演 13:30〜14:00
 「社会病理学の成立事情と研究方針」
明治学院大学名誉教授 大橋 薫
   司会 大阪市立大学名誉教授 本村 汎
公開シンポジウム 14:15〜17:15
 「社会変革と新たなる排除―制度化のパラドクス―」
司会 進藤 雄三(大阪市立大学)
 1.排除の構図と時代背景
     ―個人主義社会と豊かさのかげり―
矢島 正見(中央大学)
 2.「障害者」問題から見た社会変革と新たなる排除
北野 誠一(東洋大学)
 3.『ニート』と『人間力』
     ―能力アイデンティティを通じた管理と排除―
本田 由紀(東京大学)
総会 17:20〜18:00
懇親会 18:15〜20:00


第2日 10月1日(日)



自由報告部会 10:00〜12:30
 Aセッション 【社会病理と犯罪】
司会 内藤 朝雄(明治大学)
   魁生 由美子(島根県立大学)
 1.非行と家庭内病理との関連についての検討
     ―少年院における不適切養育(虐待を含む)の実証的調査
松浦 直己(兵庫教育大学
      教育・社会教唆研究センター)
 2.社会病理と生態学
堀越 直仁(日本大学)
 3.犯罪学におけるコントロール理論の評価と課題
上田 光明(京都府立大学)
 4.窮民のエスノグラフィー
     ―ホームレスという体験について
馬場 佳久(帝京大学
      福祉・保育専門学校)
 5.相互行為現象としてのスティグマ
中河 伸俊(大阪府立大学)
 Bセッション 【調査実践と政策】
司会 中村 正(立命館大学)
   西村 洋子(創価大学)
 1.心理的=情緒的虐待に関する実証的研究
     ―大阪コミュニティ調査報告
○小宅 理沙(立命館大学)
 石川 義之(大阪樟蔭女子大学)
 2「援助交際」内部のコミュニケーションと形式の変容
   ―「出会い系サイト」を使用する体験者の語りに着目して
仲野 由佳理(東京学芸大学
      連合大学院)
 3.二次被害の社会問題化
大谷 通高(立命館大学)
 4.薬物政策における医療的処遇、その再考
     ―ロールストン・システムをめぐって
佐藤 哲彦(熊本大学)
 Cセッション 【エイジングとジェンダー】
司会 磯田 朋子(呉大学)
   山中 美由紀(龍谷大学)
 1.子どもの就学不全の地域要因に関する実証的研究
舞田 俊彦(武蔵野大学)
 2.中高年男性の「名もなき問題」のゆくえ
高橋 裕子(立命館大学)
 3.現代社会と疲労する人々
     ―勤労女性の疲労に影響を与える要因
小村 富美子(大阪市立大学)
 4.年齢差別(エイジズム)意識の構造分析およびその生成過程
     ―勤労女性の疲労に影響を与える要因
○杉井 潤子(奈良教育大学)
 橋本有理子(関西福祉科学大学)
ミニシンポジウム 13:30〜16:00
 「家族と暴力――”愛情”という名の支配――」
コーディネーター 杉井 潤子(奈良教育大学)
 1.DV・離婚・子どもたち
神原 文子(神戸学院大学)
 2.人格侵害としてのDV
清水 新二(奈良女子大学)
 3.インセスト家族の親子関係
    石川 義之(大阪松蔭女子大学)
閉会式 16:10〜16:20