日本社会病理学会 第25回大会プログラム



開催校 國學院大学
会期 2009年9月26日(土)〜9月27日(日)
会場 國學院大學(渋谷キャンパス)
参加費 一般 2,000円  大学院生 1,000円
懇親会費 一般 5,000円  大学院生 2,000円

第1日 9月26日(土)



開会式 13:20〜13:30
公開シンポジウムT 13:30〜16:30
 「中高年男女のの生きにくさ――日常性に潜む『病い』パートU」
司会 神原 文子(神戸学院大学)
基調講演:中高年男女の生きにくさ
信田 さよ子(原宿カウンセリングセンター所長)
シンポジスト:
 中高年男性の自殺から見える生きにくさ
高原 正興(京都府立大学)
 中高年の家族を抱える生きにくさ
保坂 恵美子(久留米大学)
総会 16:40〜17:20
懇親会 17:30〜19:30


第2日 9月30日(日)



自由報告T 9:30〜11:45
 生きづらさの病理
司会 入江 良英(埼玉純真短期大学)
   高橋 征仁(山口大学)
 1.男性同性間の匿名的性交渉の空間(「ハッテン場」)における社会病理と秩序
石田 仁(聖マリアンナ医科大学・非)
 2.監視カメラの社会的機能
     ―監視社会化の中で監視カメラが選択されるのはなぜか―
朝田 佳尚(日本学術振興会特別研究員)
 3.「自傷サイト」とは何か、「自傷」とは何か
     ―当事者の語りから―
砂谷 有里(明治学院大学大学院)
 4.アイデンティティとしての病
     ―自傷がリストカットになるとき―
山口 真由(東京大学大学院)
 5.障害受容概念と社会的価値
     ―当事者の視点から―
岩井 阿礼(淑徳大学)
 6.在日日系ブラジル人と在伯日本人の移民過程の比較考察
中桐 規硯(くらしき作陽大学)
《昼休み 11:45〜12:45》
自由報告U 12:45〜13:55
 労働の病理
司会 井出 裕久(大正大学)
   近藤 諭(志學館大学)
 1.住宅業界における大量生産・大量販売・合理化と住宅会社社員の働きすぎ
前島 賢土(中央大学)
 2.警備員の労働実態に関する一考察
     ―地方警備業のインタビュー調査を中心として―
田中 智仁(東洋大学大学院)
 3.ホームレス状況にある主体についての実存的考察
     ―邂逅、支援、回復へ―
馬場 佳久(帝京大学・保育専門学校)
公開シンポジウムU 14:00〜16:00
 「環境保全をめぐる社会病理現象とその対応――Rural Area問題に焦点を当てて」
司会 横山 実(國學院大学)
シンポジスト:
 過疎農山村、近年(1990年頃以降)の変化と変わらないもの
     ―九州・中国地方の農山村調査から―
山本 努(県立広島大学)
 ごみ問題の現地調査を通して見えてくるもの
     ―不法投棄と廃棄物処分場建設に対する住民たちの闘い―
菅井 益郎(國學院大学経済学部)
 環境問題と有機農業運動
久保田 裕子(國學院大学経済学部)
閉会式 16:10〜16:20