日本社会病理学会機関誌『現代の社会病理』総目次


現代の社会病理 19(2004年度)


巻頭言:時代の診断学としての社会病理学矢島 正見
■ 特集
  若者の就業と社会的適応
  ――フリーター問題の社会学的インプリケーション
田島 博実
  フリーター積極活用企業における非正社員の精神的健康
  ――「定職をもたないこと」はアイデンティティ混乱をもたらすか
岩井 阿礼
  職業相談の現場からみたフリーター問題飯田 緑
  労働市場サービスからみたフリーター問題
  ――フリーターを生み出す背景と問題解決への示唆
木ノ内 博道
■ 投稿論文
  存在措定をめぐる構築主義の不可能性と<界>の協働連関モデ
    ル
内藤 朝雄
  引きこもり親の会の組織戦略
  ――「親が変わる」という解決策の選択
川北 稔
  現代社会における包摂/排除の問題
  ――社会問題へのシステム論的アプローチの可能性
松本 真一
■ 現場コーナー
  女性保護の推移坂上 洋平
■ 書評
  森田洋司著『不登校その後:不登校経験者が語る心理と行動
    の軌跡』
卜部 敬康
  畠中宗一著『家族支援論:なぜ家族は支援を必要とするのか』神原 文子
  時井 聰著『専門職論再考:保健医療観の自立性の変容と
    保健医療専門職の自立性の変容』
栗岡 幹英
■ 編集規定・投稿及び執筆規定
  編集後記