日本社会病理学会機関誌『現代の社会病理』総目次


現代の社会病理 27(2012年度)


巻頭言:「社会の病理・問題」を教育・研究することの意味高原 正興
特集1:分断の利害対立を隠蔽する構造
  はじめに:シンポジウムの趣旨進藤 雄三
  危険な仕事・任務に誰が就くのか
  ――原発労働者をめぐる隠蔽と分断の一側面
麥倉 哲
  非正規雇用の拡大と企業組織における分断化田島 博実
特集2:国際犯罪学会報告特集
  大量殺人のI事例における価値意識の作用堀越 直仁
  学校内での子どもの殺人と学校の「責任」
  ――二つの同級生殺害事件を比較して
赤羽 由起夫
論文
  大都市圏住民のメンタルヘルスと自殺念慮
  ――自殺に関するジェンダーパラドクス
高梨 薫
清水 新二
  女性の飲酒観の変容
  ――女性読者投稿欄の分析を通じて
小野田 美都
  「犯罪と発達障害の関連性」についての言説の検討
  ――新聞による報道の検討を中心に
佐久間 正弘
  DVビデオ視聴者に対するイデオロギー操作
  ――啓発モデルにおけるモデル被害者化・モデル加害者化の
    メカニズム
矢野 裕子
現場の声
  発達障害児の家族に対する公的支援の現状と課題山下 亜紀子
書評
  本田宏治著
  『ドラッグと刑罰なき統制――不可視化する犯罪の社会学』
佐藤 哲彦
編集規定・投稿及び執筆規定
編集後記