日本社会病理学会機関誌『現代の社会病理』総目次


現代の社会病理 28(2013年度)


巻頭言:社会病理学の新地平を求めて辻 正二
特集:ケアにおける分断の位相
  はじめに:シンポジウム・特集の趣旨進藤 雄三
  ケアにおける分断化の諸相とそれへの対応白澤 政和
  ハンセン病者の医療ケアにおける困難をめぐって蘭 由岐子
論文
  「パワーハラスメント」のフレーム・アナリシス
  ――労働者の自死の「動機の語彙」と「精神障害」フレーム
山田 陽子
  犯罪的病理集団加入要因の予備的研究
  ――暴力団加入経験者に対する半構造化面接調査から
広末 登
  学校教育現場における専門家導入のアポリア
  ――スクールソーシャルワーク制度を事例に
黒田 宣代
  周縁化される「非行」系の不登校
  ――風の子学園事件をめぐるメディアフレーム分析
樋口 くみ子
現場の声
  自死問題への取り組み
  ――特定NPO法人京都自死・自殺相談センター
清水 新二
  若年層における献血の一断面
  ――福祉的行為の生成過程をもとに
吉武 由彩
書評
  厚香苗著
  『テキヤ稼業のフォークロア』
星野 周弘
  ジェフリー・ライマン/ポール・レイトン共著、宮尾茂訳
  『金持ちはますます金持ちに 貧乏人は刑務所へ
  ―アメリカ刑事司法制度失敗の実態』
横山 実
  田中智仁著
  『警備業の分析視角―「安全・安心な社会」と社会学』
加来 和典
編集規定・投稿及び執筆規定
編集後記