日本社会病理学会機関誌『現代の社会病理』総目次


現代の社会病理 22(2007年度)


巻頭言:セオリーに基づくアートへ石川 義之
特集:社会変革と新たなる排除――制度化のパラドックス
  はじめに:シンポジウムの趣旨進藤 雄三
  個人主義社会と排除の構図矢島 正見
  若年労働市場における二重の排除――<現実>と<言説>本田 由紀
論文
  ドメスティック・ヴァイオレンズから離婚した母と子の今を問う神原 文子
  リスク社会における日韓の低所得シングルマザーに対する就労
    支援――非営利活動を中心にして
゙ 興植
近藤 理恵
  親密圏における合理的な管理/統制の不可能性とドラッグ・ア
    ディクトの構成
本田 宏治
  子どもの長期欠席と地域社会の関連に関する基礎的実証研究舞田 敏彦
  自己評価・認知された他者の評価と逸脱行動歴との関係中村 裕美子
  少年院在院者における児童期の不適切養育の実証的研究松浦 直己
十一 元三
  女子におけるいじめ克服プロセスモデルの生成青木 瑛佳
  「迷惑」とは何か――「迷惑施設」をめぐる運動を通して大野 裕介
  エイジズムの構造と生成要因杉井 潤子
現場の声
  児童虐待防止にかかわる民間団体の現場から
  ――2006年のスタッフ調査結果より
矢作 由美子
書評
  矢島正見編著『戦後日本女装・同性愛研究』赤川 学
  麦倉哲著 ふるさとの会編『ホームレス自立支援システムの研
    究』
妻木 進吾
  森田洋司監修『医療化のポリティクス――近代医療の地平を問
    う』
加藤 源太
  山元公平・高原正興・佐々木嬉代三編『社会病理のリアリティ』矢島 正見
特別寄稿
  社会病理学研究に寄せて大橋 薫