日本社会病理学会機関誌『現代の社会病理』総目次


現代の社会病理 34(2019年度)


巻頭言
  社会学研究の立場、生活か、社会か山本 努
特集:社会病理と「公共」の社会学
  社会病理と「公共」の社会学中村 正
  「当事者性」という観点から保護観察処遇と更生保護を考える三浦恵子
  家族に犯罪者をもつという出來事からみえてくること
  ―公私関係の焦点となる家族のありか―
煖エ康史
  刑務所拘禁による「社会的排除」を回避するための施策にかんする一考察
  フランスにおける刑務所内処遇の社会化と非拘禁措置の活用に着目して
安田恵美
論文
  献血を重ねることと生きづらさ
  ―聞き取り調査の結果から見る献血動機の一断面―
吉武由彩
  女子大学生・専門学校生の恋愛積極性・恋愛観に関する比較研究中村晋介
  W.I.トマス『不適応少女』[1923]の再検討大澤卓也
現場レポート
  日本における問題あるギャンブリング(Problem Gambling)対策の現状と課題 西村直之
国際会議参加報告
  第19回国際社会学会世界会議(XIX ISA World Congress of Sociology)報告 井上眞理子
書評論文
  ナターシャ・ダウ・シュール著、日暮雅通訳
  『デザインされたギャンブル依存症』
横山 実
書評
  作田誠一郎著
  『近代日本の少年非行史―「不良少年」観に関する歴史社会学的研究』
都島梨紗
  小森田龍生著
  『過労自死の社会学―その原因条件と発生メカニズム』
前島賢土
  上田誠二著
  『「混血児」の戦後史』
木村直子
  井上眞理子著
  『ファミリー・バイオレンスと地域社会―臨床社会学の視点から』
畠中宗一
編集規定・投稿及び執筆規定
編集後記